女の子の日 ― 2008/03/03 00:31:25
とは言っても、菱餅や雛あられなどはなく、桜餅を食べたのですけど。
姉は桜餅の葉をムイて食べてました。
私 「桜餅は葉まで食べられるよ」
姉 「えー、葉っぱを食べるなんてヤだもん」
私 「紫蘇に謝れ」
姉 「そりゃ、よく紫蘇は食べるけどね…」
私 「この葉の微かなしょっぱさが、餡の甘さを引き立てるのだよ」
姉 「なんか、言ってることが、じじむさいよ~」
私 「むぅ、このワビサビが分からんかね」
姉 「鼻にツーンとくるの?」
私 「それはワサビだ」
そんなアホな会話と共に、まったりと姉と番茶をすすっておりました。
で、まったりついでに、姉に耳かきをお願いしました。
どうでもいいけど、「雛祭り」と「膝枕」とって、なんとなく語感が似てるなぁ。
姉の「桃の節句」に、姉の「腿に接近」ですよw
そんなこと考えてるから、「じじむさいよ~」とか言われるのかもですがね。
濡れた、その瞳の魔法で ― 2008/03/08 03:29:07
瞳を潤ませた姉に、物憂げに見つめられて、微妙にドキドキするイケない弟。
姉 「…っちゅん」
私 「…いつもながら、ネコがするような、ちんまいクシャミだねぇ」
姉 「なによぉ …っちゅん」
花粉の舞う春。
私 「もっとさ、こう、豪快にクシャミをした方がスッキリしない?」
姉 「え~、十分豪快でしょ?」
私 「どこがやねん」
姉 「だって、これが最大出力だよ~」
私 「『ちゅん』だけじゃん… 例えばさ、『ぶわっくしょい、てやんでい!』とか」
姉 「そんな江戸っ子っぽいクシャミなんてしないよ…」
私 「ふむ、じゃあ、『ふぇっくしょん、チキショウめ!』とかさ~ あっはっは」
姉 「む~、そんなクシャミしないもん。
…そういえば、かーくんは、どうしてクシャミの後に、『うにょ』って言うの?」
私 「……なんでだろうねぇ?」
にんげんって、不思議。
ブラザー・プリンス(はぁと) ― 2008/03/10 03:59:35
春風姉さまと言えば、公式サイトの日記でも、寒い冬の夜には、「王子様のために暖かいお飲み物でも作ります(はぁと)」と、真っ赤な甘いホットワインを薦めたり、バレンタインデーには、十九女のあさひの寝顔を見て、「はやく春風もこんな赤ちゃんがほしいな― きゃっ(はぁと) 言っちゃった―(はぁとx3)」と意味深な発言をしたり、と、弟(王子様)へのブラコンっぷりが半端でない…というか、何かの境界線を半分越えかけちゃってますねw
さすがに、リアル姉に「王子様(はぁと)」と呼ばれた経験はありませんが、「お坊ちゃま(はぁと)」と呼ばれたことはあります。
ある冬の日のこと。
私 「ただいま~」
姉 「お帰りなさいませ~♪ お坊ちゃま(はぁと)」
私 「……ぉねーちゃん、何かヘンなものでも食べた?」 (内心ドキドキ←しすこん)
姉 「違うよ~ 今、『お嬢様』とか『お坊ちゃま』って言うのがマイブームなの」
私 「さよですか…」
姉 「お嬢様って呼んでくれると嬉しいな♪
さ、お坊ちゃま、お紅茶をどうぞ~」
私 「あぁ、うん、ありがと。ぉねーちゃん」
姉 「え~、そこは、『ありがとうございます、お嬢様』、だよ?」
私 「…何か違うと思いマスよ?お嬢様」
で、その夜、姉がテレビを見たまま半分寝こけていたので、
私 「こんなところで寝てると風邪ひきますよ、お嬢様」
姉 「…う~ …ここで寝る~」
私 「ベットでお休みください、お嬢様」
姉 「…む~ ベットに連れてって~ セバスチャン」
私 「誰がセバスチャンやねん」
全然動きそうにないので、しかたなく抱っこしてベットへ。
私 「お休みなさいませ、お嬢様」
姉 「…く~」
私 「はぁ… 手のかかる、お嬢様だねぇ」
たまにヘンなマイブームが来る、そんな天然さんな姉ですw
ホワイトデイズ ― 2008/03/17 01:35:17
そういうわけで、今回はホワイトデー用に、マドレーヌを作りました。
義理のお返し用はレモンオイルを用いたオーソドックスなものを。
そして、お姉ちゃん専用に、ビターチョコ風味のものを。
お姉ちゃん専用は、甘さ抑えめでココアの風味が濃く、他の女の子向きでは無いのですよ。
それぞれの風味を生かすために、オーソドックスなものとは全く別に作ることになります。
でも、例え残業で時間が無かろうが、お姉ちゃん専用は、ちゃんと作るのです。シスコンなのでw
で、大量にできたチョコマドレーヌをラッピングして、姉にあげました。
姉 「わぁ~ ありがと♪」
私 「か、勘違いしないでよねっ! たまたま粉が余ったから作っただけなんだからねっ!」
姉 「…えっと、作ってるの見てたけど、ココアパウダーは別に用意してあったよね?」
私 「うん。 普通じゃつまらんので、ツンデレ風味に渡してみました。」
姉 「…かーくんって、時々わけのわからないことするよねぇ」
お姉さま、天然さんなアナタほどではありません。
私 「それはともかく、見てたのはいいけど、仕損じた失敗作をツマミ食いせんで下さい。」
姉 「(もぐもぐ) え~ (もぐもぐ) だってもったいないし、ね♪」
私 「失敗作は会社で後輩に食わせるつもりだから心配いらないし。
というか、あれだけツマミ食いしといて、まだ食べるんデスか…」
姉 「それは、ほら、女の子にとって『甘い物は別腹』なのよ~」
私 「別腹って、形が良いか悪いかだけで、同じモノじゃん…」
あきれる私に、ふんわり微笑む姉。
姉 「だって、かーくんが、せっかく作ってくれたものだし。
それに、ホントにとってもおいしいし、ね♪」
私 (う、その笑顔はズルいなぁ…)
「ま、喜んでもらえてありがたいけどね。こっちはしばらくマドレーヌは見たくないやね」
姉 「あはは、お疲れさま~ それじゃ、お礼に肩を揉んであげるね」
そうして、姉にマッサージをしてもらいました。
その後、コーヒーを淹れて、まったりと過ごした風味です。
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